当研究室で飼育していた乗用馬の月毛が本日20時50分に永眠しました。月毛は2004年4月12日生まれでしたので、13歳で亡くなったことになります。

月毛は2008年3月31日に髙井先生と私で函館に行って買い付けをし、同年4月20日に十和田キャンパスの厩舎に入厩しました。

来たときは4歳になったばかりで、雌ながら立派な体格と、やんちゃなウマだという印象がありました。

来た当初は肢上げもできないウマでしたが、乗るための一通りの調教は済んでいるということでした。

当研究室で管理していましたが、正式にはFSCの所属馬でした。

その後、9年間を共に過ごしたことになります。

ここ数年は集牧の際になかなかつかまらず、相変わらずやんちゃな面がありました。

また、乗ることも少なくなっていたので、もっと乗ってあげていればよかったと今になって思います。

乗るとすぐにばてるのに力いっぱい走ってくれる良いウマでした。

やんちゃではありますが優しい性格は、関わってくれた皆さんの日々の調教の賜物だと、とても感謝しています。

死因は明日の病理解剖の結果を待たねばわかりません。

少なくとも本日午前中までは普段通りに過ごしていたのですが、午後3時過ぎに馬術部の下長根さんが異変に気づいて、私に電話連絡してくれました。

すぐに厩舎に行き、しばらくすると疝痛だとわかりました。

すぐに菊池先生に診ていただき、渡辺大作先生にも前田先生にもできる限りの治療をしていただいたのですが、残念ながら亡くなってしまいました。

安らかに眠ってくれることを願っています。

2017年8月25日 松浦