今日のゼミはトラ班の吉井くんと、タヌキ班の田原くん本田くんが発表してくれました。
吉井くんは京都市動物園のアムールトラ展示における来園者の反応を調査する予定です。
今回は、動物園における来園者の反応を調査した研究として、以下の2つの論文を紹介しました。
- 山橋知香, 山口悦司, 稲垣成哲, 奥山英登, 田嶋純子, 田中千春, & 坂東元. (2014). 動物園来園者の科学的観察を支援する紙芝居の改善:観察行動の評価. 日本科学教育学会研究会研究報告, 29(3), 5–8.
- 片山めぐみ, 斉藤雅也, & 淳一吉田. (2010). 生体と観覧者の行動に基づく動物飼育展示施設のデザイン評価 -札幌市円山動物園 類人猿館改修デザインを事例として-. 日本建築学会計画系論文集, 75(651), 1043–1052.
どちらの論文もしっかりと読めていましたし、まとめも分かりやすかったです。
タヌキ班の田原くんと本田くんも2つの論文を紹介しました。
- Clark, F. E., & Melfi, V. A. (2012). Environmental enrichment for a mixed-species nocturnal mammal exhibit. Zoo Biology, 31(4), 397–413.
- Rafacz, M. L., & Santymire, R. M. (2014). Using odor cues to elicit a behavioral and hormonal response in zoo-housed African wild dogs. Zoo Biology, 33(2), 144–149.
どちらも難しい内容の論文で、まとめに苦労しているようでした。
ほぼ理解はできていたと思うのですが少し分からないところもあったり、必要な情報を整理して伝えることの難しさを感じていたようです。
よく頑張っていたと思いますので、次の担当ではうまくいくといいですね。
次回は7月12日(木)13:00から、猛禽班が発表します。