先の記事で告知しました「弘前市弥生いこいの広場 動物総選挙2019 Supported by 北里大学獣医学部ZOOゼミ」(長いですね、、、)。その裏側をちょっとだけご説明します。
このイベントは弘前市弥生いこいの広場にご協力いただき、学生たちが企画立案や告知ポスター作成などをおこないました。
↓このポスターです。
またこれからメインとなっておこなう選挙活動には、動物種ごとに1~3名の学生が担当となって進めていきます。選挙活動をするにあたっては弥生いこいの広場の飼育担当者の方にインタビューをおこなったり、担当動物種について調べたりしています。
担当学生は以下の通りです。
①シロフクロウ 岡本彩希(行動研4年) (小倉)
②ホンドタヌキ 樋口美空(行動研4年) 今山玲(行動研3年)
③ホンドキツネ 寺田七海(行動研4年) 石澤由愛(行動研4年)
④コールダック 早坂凪紗(行動研4年) 佐々木杏子(行動研4年)
⑤フンボルトペンギン 根城聡美(行動研4年) 栗原このみ(行動研3年)
⑥プレーリードッグ 半田理紗子(飼育研4年) 斉藤希実(生殖研4年)
⑦二ホンアナグマ 小林大路(分子研4年) 渡邉卓郎(行動研3年) 法月秀斗(行動研3年)
⑧アライグマ 郡司かのん(飼育研4年) 長尾茉美(行動研4年)
また、選挙運動をするにあたっては以下のレギュレーションを設けています。
【A】担当動物種の魅力を伝え、好きになってもらう。
【B】科学的に正しい情報を伝える。
【C】擬人化はしない。
動物選挙イベントをおこなう意義は何よりも【A】にあると考え、まずはこれを目指した選挙運動を展開してもらいます。ただし【B】を損なってしまっては動物のことを正しく理解していただくことになりませんし、【B】に最も厳格であるべき大学が携わる意味もなくなってしまいます。そのために、上述したように学生たちには飼育担当者の方にお話を伺い、下調べをしたうえで選挙活動を進めてもらっています。【C】は【B】からの派生ですが、科学的に誤った情報を伝えてしまう、最も陥りやすい落とし穴であるため特に意識してもらっています。
とは言っても微妙な境界事例はありますし、学生たちの自由な感性に基づいて選挙運動を展開してもらうこともイベントとしての「面白さ」につながるので、その芽を摘むようなこともしたくないと考えています。
選挙運動が本格化するのはこれからですので、約1ヶ月間どんな形で動物たちの魅力をアピールしてくれるか、楽しみにしていてください!
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