先日ご紹介し、その舞台裏も記事にした「弘前市弥生いこいの広場 動物総選挙2019 Supported by 北里大学獣医学部ZOOゼミ」ですが、投票期間が終了し、結果が発表されました。
動物総選挙結果発表✨
1位 アライグマ 333票
2位 プレーリードッグ 320票
3位 フンボルトペンギン 303票
4位 シロフクロウ 280票
5位 ホンドタヌキ 151票
6位 ホンドキツネ 145票
7位 コールダック 106票
8位 ニホンアナグマ 79票1位はアライグマさんでした🎀#弘前総選挙2019 pic.twitter.com/zFT5KdgZBr
— 弘前 動物総選挙2019 (@hirosaki_animal) October 21, 2019
優勝はアライグマでした!たくさんの投票、ありがとうございました。
せっかくなので結果をもう少しだけ詳しくご紹介しようと思います。上記ツイートの結果は動物園内で投票していただいた票(1人2票)とネット投票(1人1票)を合わせた票数ですが、以下のグラフではそれを分けています。
上のグラフを見ていただくと分かるとおり、投票数の大半は動物園内でのものでした。園内投票の合計は1525票、ネット投票の合計は192票でした。動物を実際に見ていただいての投票は大きな力を持っていました。
ネット投票に限定した結果が上のグラフです。ネット票の順位は、園内投票の順位とは大きく異なっていました。最も票を集めたのがシロフクロウ(総合順位4位)で、以下ホンドキツネ(6位)、フンボルトペンギン(3位)と続きます。選挙期間中は主にInstagramやTwitterで投票を呼びかけていましたが、その更新回数は担当学生に任せていました。丸数字は更新回数を表していますが、得票数との関係を見てみると、(ホンドキツネを除いて)更新回数の多い動物ほど順位が上に来ています(ホンドキツネを除くと、更新回数と得票数に有意な正の相関があります)。総合順位1位と2位の差が13票、1位と3位の差が30票なので、ネット投票の呼びかけによっては逆転もできたはずです。更新のタイミングと投票があったタイミングの関係も調べたら面白いかも。(キツネについては、イベントポスターを掲出していただいた某動物園でキツネ展示の前に掲示していたそうなので、その影響で得票が伸びたのかもしれません。)
なかなか面白い取り組みだったので、来年度以降もぜひ継続しておこなっていきたいと思っています。さらに充実したイベントとなるようアイデアを練っておきますので、お楽しみに!!