今日のゼミは今山さん山本さんのペアと、法月くんが発表してくれました。
最初の発表の担当は今山さんと山本さんで、アニマルウェルフェアに配慮されたうえで生産された牛肉に対する消費者の購買意欲を調べたアンケート研究と、肉牛飼養方法の違いによる環境負荷への影響を調べた研究を紹介しました。
どちらも分かりやすくまとめてくれていました。発表後のディスカッションも盛り上がりました。
2つ目の発表は法月くんの担当で、環境エンリッチメントに先立つ合図を付加することによる子ブタの離乳ストレスの軽減効果を調べた研究を紹介しました。
複雑な論文をよく読み込んでくれていましたが、分かりやすく伝えるという面でもう少し改善の余地も見られた発表でした。面白い内容だったので、予定している動物園の調査へどう活かしていくか、楽しみですね。
今日も研究室での参加とZoomでの参加に分かれ、学生全員が出席してくれました。
次回は6月18日(木)10時半からで、以下の二つの研究を紹介します。
- 岩田惠理, 澤田明子. (2017). 学生相談におけるイヌとヒトの唾液中オキシトシン濃度および行動解析を用いた「動物ふれあい活動」の効果評価の試み. 公益社団法人日本愛玩動物協会調査研究助成報告書.
- Schultz, J. T., & Young, J. K. (2018). Behavioral and spatial responses of captive coyotes to human activity. Applied Animal Behaviour Science, 205, 83–88. https://doi.org/10.1016/j.applanim.2018.05.021
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