先日お伝えしたとおり、パシフィコ横浜にて開催された第31回国際心理学会議で助教の小倉が発表しました。
まず7月27日に開催された「Comparative Cognition and Animal Welfare Science」というシンポジウムでディスカッサント(指定討論者)を務めました。
予想していた通り(というのもおかしな話ですが)時間が押して、私の話す時間が短くなってしまいましたが、なんとかシンポジウムのまとめとなるお話をできたはずです。
Audio-visual cross-modal concept of familiar persons in dogs (Canis familiaris).
という演題で口頭発表をおこないました。
この発表では昨年度に卒業研究としておこなった内容を紹介しました。
卒業研究ではあったのですが、かなり良いデータが取れたので国際学会での発表となりました。
聴衆の皆さんには興味を持って聞いてもらえたようで、質問もいくつかもらうことができました。
発表当日は一緒に研究をおこなった卒業生が2名、聞きに来てくれました。
私の拙い発表ではありましたが、自分たちのおこなった研究がこうして学会で発表され、他の研究者からも認められている様子から、感じ取ってくれることがあれば嬉しいですね。
私にとっても久しぶりの英語での口頭発表でしたが、科学的な議論にたっぷり浸ることができ、よい経験となりました。
この研究は今年度も継続しておこなっているので、また発表できるような良いデータを目指していきます。