当研究室で2年生向けに担当している実習ですが、前回はガイダンスだったため今日が実質的な初回です。
小倉の担当班は「ハズバンダリートレーニング」を題材にした内容でした。
まずは講義室で動物のトレーニングについての理論と、トレーニング手法の基礎について概説しました。
続いてグループごとに分かれ、同じグループのメンバーをトレーニングしてもらいます。
トレーニングの内容は「決まった形に積み木を積む」です。
いっさい言葉を使わないで、クリッカーのみを頼りにトレーニングしていきます。
スムーズにできる班もあれば、規定の10分を超えても終わらない班もあり。。。
言葉によらないコミュニケーションで、トレーニングが成立することや、その難しさを感じてもらえたのではないでしょうか。
続いて屋外へ移動し、トレーニング済みのイヌを相手にトレーニング体験をしてもらいました。
人を相手に練習するのと、実際に動物を相手にしてトレーニングするのでは、いろいろと勝手が異なることもあり、(イヌも学生もともに)戸惑っている様子も見られました。
初めてにしてはうまくできている学生もいたり、多くの学生がイヌとの触れ合いを楽しんでいるようでした。
今日の実習で紹介した内容はトレーニングのごく基礎の部分だけなので、興味を持った学生さんは引き続き勉強してもらえると嬉しいですね。