毎週金曜日の1コマ目に、3年生対象に開講している動物福祉論という講義を担当しています。その中で採卵鶏のバタリーケージ飼育と平飼い飼育の話や、消費者としての動物福祉との関係(エシカル消費)についての話をしました。
良い機会ですので、それぞれで生産された卵を試食してもらいました。(ゆで卵づくりを研究室の学生に手伝ってもらいました。)

希望者のみとしたのですが、多くの学生が興味を持ってくれたようで、人だかりになるほど集まってくれました。

食べた学生にはアンケートに協力してもらったのですが、ケージ卵よりも平飼い卵をおいしいと感じる学生が多かったようです(ただしこれは、直前にケージ飼育と平飼い飼育の写真を見せていた影響もあるかもしれません)。

研究室のメンバーにも食べてもらいましたが、味付けなしではケージ飼育の卵、塩を振ると平飼い卵の方がおいしいと感じる学生が多かったです。
これを機に、動物福祉の観点から消費に結びつける意識を持ってくれるといいですね。