Journal of Zoo and Aquarium Research誌にて論文が出版されました。

コアラがエサとするユーカリ葉を選択する際に、葉に含まれる揮発性成分(匂い)を手がかりにしていること、それをもとにコアラの採食量を推定できることを明らかにした研究です。

第一著者は助教の小倉で、共著者は東山動植物園のコアラ担当の皆さま(そのうち茂野寛生さんは当研究室の卒業生です)、金沢動物園のコアラ担当の皆さま、おなじ学科の食品機能安全学研究室に以前いらっしゃり現在は日本大学にお勤めの大畑素子先生です。

Ogura T, Nakayama T, Yamabe K, Shigeno H, Tani Y, Yugawa M, Shibata E, Miyakawa E, and Ohata M. 2019. Koalas (Phascolarctos cinereus) utilise volatile compounds to choose preferred Eucalyptus leaves. Journal of Zoo and Aquarium Research, 7: 94-101.

無料で公開されていますので、ぜひご覧ください。