本研究室の重要な研究トピックである「動物福祉」を考えるうえで、野生動物についての理解は欠かせません。
対象動物種は違えど、野生動物の暮らす環境やその姿を見て今後の研究に役立てて欲しいという趣旨で、一昨年から下北半島へニホンザルを見に行っています。
今年は希望者が多いため2回に分けて行くことにし、今日はその1回目でした。
下北半島の先端にあるむつ市脇野沢まで、片道3時間のドライブで出かけます。
年によってニホンザルを見つけるのに苦労することもあるのですが、今年はスムーズに出会うことができました。
残念ながら狙っていた群れを見つけることができず、森の中に入ることはできなかったのですが、それでも路上から2つの群れを長時間見学することができました。
ヒトに飼育されている動物の姿とは違った、野生動物本来の様子を見ることで、動物たちの暮らしについて考えてくれることと思います。
帰りには尻屋崎まで足を伸ばし、寒立馬を見てきました。
普段研究室で接していたり、乗馬クラブなどで見かけるウマとは違って、広大な土地を自由に歩き回る立派な体格のウマたちに驚いた様子でした。
残りのメンバーは2週間後に行きます。
ぜひ楽しみにしていてください。