例年は1月末におこなわれる卒業研究発表会ですが、今年度はコロナ禍の影響もあり年末のこの時期に開催されました。当研究室からは10題の発表がありました。

最初は御手洗さんと石田さんによる「マスクをしている飼い主をイヌは識別することができるのか」

2題目は今山さんと山本さんによる「アニマルウェルフェアに配慮された牛肉の購買行動に関する実態調査―日本・スイス・中国の三カ国比較―」

3題目は菊池くん、笹原くん、菅沼くんによる「飼育管理がイヌの被毛中コルチゾール濃度に及ぼす影響」

4題目は栗須さんによる「ヒトとウマのふれあい前後におけるウマの血漿中オキシトシンおよびコルチゾール濃度の変化」

5題目は栗原さんによる「動物園における効果的な触れあい体験学習の実施方法の検討」

お昼休憩を挟んで、午後はまず三浦さんと小林さんによる「環境エンリッチメントの導入によるニホンザルの攻撃行動への影響」

7題目は田邊さんによる「ネコにおける検尿用採尿シートの有効性調査」

8題目は平野さんと壇さんによる「汎用型タブレット端末3Dスキャナーを用いた乗用馬の体格測定」

9題目は法月くんによる「アフリカゾウにおける来園者の行動観察の正確性と動物観察意欲に及ぼす影響の評価」

最後の発表は渡邉くんによる「アメリカビーバーにおける夜間行動の把握と開放飼育の有用性の評価」

いずれの発表も、これまでの練習の成果を存分に見せてくれました。指導してきた贔屓目もあるかもしれませんが、とても良い発表だったように思います。

これから論文提出に向けてまとめていく必要があるため、これで終わりというわけではありませんが、大きな山場を越えることはできました。みんな気分よく年を越せそうですね。みんなお疲れさまでした!