卒業間近になってしまいましたが、4年生のイヌ認知班が研究を紹介してくれます。
それではどうぞ。
こんにちは♪
4年生の泉・今井・永野です!
今回は私たちが所属しているイヌ認知班の活動について紹介します(*^ω^*)!
私たちの卒業研究のテーマは「イヌにおける視覚と聴覚による個々のヒトの感覚統合的概念」です!!
感覚統合的概念とは、視覚や聴覚等の感覚から得た情報をまとめ、カテゴリー化することです。
何をカテゴリー化しているか調べることで、情報をどう整理しているかがわかります。
なぜこのテーマを選んだかというと、イヌがどうやって個々のヒトを見分けているのかが気になったからです。
まず、一つ目の実験で、イヌがヒトの声と顔を一致させているかを調べました。
つまりAさんの声を聴いたときにAさんの顔が思い浮かんでいるかどうかということです。
Aさんの顔が思い浮かんでいるということは、イヌがAさんの顔と声を結びつけていることがわかり、それは視覚や聴覚などを用いてAさんの概念を形成している、つまり感覚統合的概念を形成しているといえます。
二つ目の実験で、アイトラッカーという機械を使い視線の動きを追って、感覚統合的概念を形成するときにヒトの顔のどこを見ているか調べました。
実験には研究室と学生と先生が飼っているわんちゃん3匹に協力してもらいましたヽ(^o^)丿
この子が一番協力してくれた先生のわんちゃんです!
かわいい!
実験前はみんなに挨拶回りをし、落ち着いたらようやく実験がはじめられました。ふう(笑)
実験中の様子です。
実験中はおとなしく指示に従ってくれて、とてもいい子でした(*^^)v
この後音声を聞いてモニターに映し出された写真を見ている際のデータを記録して解析することで感覚統合的概念を形成しているのかを調べています!
直接イヌとふれあえる実験は大変ではありますが、やりがいがあり、とても癒されます(*^。^*)
本論提出までもう少し、がんばりますっ!!!!!!
(泉・今井・永野)