先日の実習で学生たちが作ってくれた環境エンリッチメントアイテムを、盛岡市動物公園ZOOMO弘前市弥生いこいの広場へお持ちして使っていただきました。研究室の学生もそれぞれ4名ずつが同行してくれたので、その時の様子を、写真を中心にお知らせします。

盛岡市動物公園ZOOMOには7月3日にお邪魔しました。最初に、作ったエンリッチメントアイテムに安全上の問題が無いか確認していただきます。今回も全ての物が無事に合格しました。

最初はハクビシンの消防ホースフィーダーです。

カナダカワウソにはサイコロフィーダーを使ってもらいました。

ツキノワグマ用の竹筒フィーダーです。

ニホンザルには3種類のフィーダー(サイコロ、吊り下げタイプの竹筒、設置タイプの竹筒)を使いました。

この他にホンドテンとアナグマ用にもエンリッチメントアイテムを作ったのですが、残念ながら当日に使っている様子を見ることができなかったため、後日改めて撮影をお願いしています。


続いて弘前市弥生いこいの広場には7月6日にお邪魔しました。こちらも最初に安全上の問題が無いか確認していただきました。

アライグマに、アクリルと竹筒でできたフィーダーを使いました。

こちらのツキノワグマにも盛岡と同じく竹筒のフィーダーです。

ニホンザルにも盛岡と同じ3種類のフィーダーを与えました。

ハクビシンも同じく消防ホースフィーダーです。これまで使っている様子を直接見ることはできなかったのですが、今年初めて目の前で使ってくれました!

どのエンリッチメントアイテムもそれぞれの動物らしい行動を引き出すことができていました。この様子は来週(7月14日)の実習で改めて報告します。その時には映像もお見せしますので、楽しみにしていてください!


当日撮影できなかった盛岡市動物公園ZOOMOでのホンドテンへのエンリッチメントについて、授業でも紹介できませんでしたが、後日あらためて動画をいただきましたので掲載しておきます。