当研究室の所属する動物資源科学科では、毎週月曜日に大学院生を主な対象とする学科セミナー(マンデーセミナー)を開催しています。
これまでは新任教員と大学院生が発表するのが通例でしたが、今年度からはほかの教員もドンドン発表しよう!という意図のもと、今回は私(助教の小倉です)が発表しました。
タイトルは「動物は何を考えている? 比較認知科学の視点から見る動物福祉研究」です。
これまで私の講義や公開講座などでは動物園についてや動物園でおこなってきた研究についてお話しすることが多かったのですが、今回は学科内でお話しすることもあり、動物園の話は封印して比較認知科学と動物福祉のお話をしました。
最近おこなっているイヌの研究や、かつておこなっていたニホンザルの研究、比較認知科学の分野で動物福祉に関係する研究トピックなどを紹介しました。
発表は1時間程度だったのですが、質疑応答が40分?ほど続き、コメント表でも好意的な意見をいただけたので、興味を持って聞いていただけたのだと思います。
始める前は聞き慣れない分野のお話にどれだけ興味を持ってもらえるか心配でしたが・・・。
次回(再来週)からは大学院生の発表が続き、後期にはほかの先生もお話ししてくださります。
基本的にはどなたでも参加できますので、楽しみにしていてください。