今日は今年度第2回目のZOOゼミでした。
本研究室卒業生の古家さんが、3月末に参加した「ずーだなも。動物園大学6 in 犬山」について報告してくれました。
動物園大学というイベント自体について説明したのち、当日におこなわれた発表などについて写真を見せながら説明してくれました。
日本モンキーセンターでの拍手行動を介した母子間の交渉や、とべ動物園でのカバとクロサイの搬出にまつわる苦労話、京都市動物園でのアジアゾウへの落ち葉エンリッチメントに対する生き生きとした反応などが印象的だったそうです。
また、ポスター形式での発表に初めて参加したが、気楽に話せる雰囲気で発表者とのコミュニケーションが取りやすかったと話してくれました。
動物園にまつわる知識を得るだけでなく、発表会の雰囲気を経験する意味でも有意義な参加となったようです。
(いつか自身も発表者として参加してくれることを期待しています。)
ポスター発表の中で印象に残った物として、平川動物園での来園者数の違いによるサルの行動への影響についての報告や、アクア・トトぎふでのカリフォルニアアシカのトレーニング、京大霊長研でのチンパンジーの給餌方法の工夫などを挙げていました。
次回は5月24日(火)18:30から開催します。
Zoos and Animal Welfareという本の、第1章「Animals suffer in captivity」と第2章「Animals do not suffer in captivity」を古家さんと小倉が翻訳し、紹介します。